どうも、フクウラです。
気付けばもう2月になろうとしています。
春物が気になるところですが、今回は私が秋冬に着ているお気に入りのコートをご紹介したいと思います。
- 秋冬のコートを探されている方
- 重いコートが苦手で軽いものを求めている方
- ササフラスのアイテムが気になっている方
SASSAFRAS(ササフラス)DIGS CREW TUBE COAT
今回ご紹介するのはササフラスのディグスクルーチューブコートです。
【商品詳細】
ブランド:SASSAFRAS
商品名:DIGS CREW TUBE COAT (Herringbone Blanket)
品番:SF-201696
色:チャコール
価格:50,600円(税込み)
素材:ウール80%・ナイロン15%・アクリル3%・ポリエステル2%
日本製
展開シーズン:20AW
購入サイズ:S
「冬に着れるいい感じのコートないかな~」と調べていたところ、このコートを見つけ一目惚れ。
取り扱い店は近くに……ない。
ならば、ポチるしかありません。
しかし、私が買おうとしているのは一度も着たことのないブランドの5万円ほどのコート。
失敗したときのダメージがでかすぎます。
どうしても欲しかった私は、「サイズ表やスタッフスタイリングを徹底的に調べ上げてポチる」という賭けに出たのです。
結果は大成功。
サイズ感はもちろん、ディテールや着心地も想像以上のパーフェクトアイテムでした。
一目惚れしたところから手元に届くまでのストーリ含め、思い入れのある超お気に入りアイテムなのです。
襟の仕様
まず注目したいのが襟元。
「DIGS CREW TUBE COAT」という名の通り、スナップボタンを留めると筒のように深く高い襟になります。
口元まで高さが出るので、マフラーいらず。
襟を立てずにコーデュロイを見せるのも好きですが、個人的には襟立てスタイルがおすすめです。
必要以上に付いたポケット
ササフラスは「ガーデニングウェア」がブランドコンセプトということもあり、実用性に長けています。
このコートに関して言えば、ポケットが表面になんと10か所。
内側にも2つあるので、ポケットは合計12か所。
これはもう「着る鞄」と言ってもいいのではないでしょうか。
荷物が少ない方はカバンいらないですね。
ポケットが多いとごちゃごちゃしそうですが、まとまりのある唯一無二のデザインに仕上がっています。
着やすさへの配慮
着脱はスナップボタンで。
ファスナーなどは一切ありません。
実際に着用して感じたことですが、スナップボタンだと手袋を付けていても脱ぎ着が楽ちんです。
アームホールはかなり太めで、肘にはタックが2本入っています。
ラグランスリーブということもあり、腕周りはかなり動かしやすいです。
センターベントも入っています。
生地について
生地はヘリンボーン織りのウールブランケット。
ニシン(herring)の骨(bone)と形が似ているため、
ヘリンボーン(herring bone)と呼ばれるそうです。
この生地がとにかく軽くて柔らかいので着心地が最高です。
ウールが入っていますが、チクチク感も気になりません。
コートの重量は計測できなかったのですが、以前所持していたウールのメルトンコートと比較しても圧倒的に軽いです。
肩が凝らなくなりました!
生地の軽さと柔らかさに加え、動きやすさを考えたディテール。
これらが組み合わさることで快適な着心地になっているのだと思います。
ストレスなく着用できることは、服を長く愛用するうえでかなり大切なことです。
その他ポイント
このコートには裏地が付いていません。
「裏地が付いていない」=「袖通りが悪い」
と思われがちですが、アームホールが太いこともあってか袖通りの悪さは一切感じません。
ただ、インナーとの摩擦で毛玉にはなりやすいかも。
袖口はスナップボタンで2段階の調整が可能。
袖を折り返すと襟元と同じコーデュロイが出てくるという細かな配慮。
スナップボタンには「SASSAFRAS」と入っています。
サイズ感・着用感
身長168㎝・体重63㎏の体型の私は、Sサイズを選びました。
サイズ | 身幅 | 着丈 | 裄丈 |
S | 60 | 88 | 80 |
身幅はかなりゆとりがあり、着丈は膝上くらい。
冬はお尻が隠れるくらいの着丈があると安心感がありますね。
恐らくぴったり着るならXS(中にはそこまで着込めないかも)、Mだと大きすぎたと思います。
マイナスポイントとその対策
風に弱い
マイナスポイントを挙げるとすれば、風に弱いこと。
風が強い日に着たところ、風を通しているのがダイレクトに伝わってきました。
ある程度の防寒性はありますが、防風性は強くないです。
ギッチリと目が詰まった生地でないことや、裏地が付いていないことが影響していると考えられます。
対策
コート単体での防寒性・防風性はそこまで高くありません。
デメリットのようにも思えますが、中に着るものさえ調整すれば長い期間楽しめるということ。
このコートは「重ね着」をすることで、強い風やあらゆる気温にも対応する万能アイテムになるのです。
下の表のように、アイテムの組み合わせ次第で11月~3月までは楽しめるでしょう。
11月 | シャツ、スウェット |
12月 | ニット、スウェット |
1月 | ニット(+風が強い日はインナーダウンなど) |
2月 | ニット(+風が強い日はインナーダウンなど) |
3月 | ニット、シャツ、スウェット |
コート自体がオーバーサイズなので、インナーダウンを着れるくらいのゆとりはあります。
着込むことによって若干の厚みが出ますが、窮屈感はありません。
まとめ
今回は、ササフラスのディグスクルーチューブコートをご紹介しました。
着るたびにテンションが上がってしまう、私にとって欠かせないコートです。
20AWシーズンのアイテムですが、調べてみるとまだ在庫が残っているショップもあるようです。(2022年1月29日時点)
同じ型でロクヨンクロス(コットン60%・ナイロン40%)のものも展開されているので、春まで着用したい方はそちらがおすすめです。
ぜひチェックしてみてください!