「世界一売れたスニーカー」としてギネス認定されているアディダスのスタンスミス。
そのシンプルなデザインや合わせやすさから、多くの人に愛されています。
今回はスタンスミスの中でも本革を使用したモデル、「STAN SMITH H」をご紹介します。
- 黒のスニーカーを探している
- スタンスミスは本革がいい
- 足元に適度なボリュームが欲しい
- 周りとあまり被らないスニーカーが欲しい
STAN SMITH H(GX6297)

【商品詳細】
定価:21,000円(税込み)
色:ブラック
品番:GX6297
素材:天然皮革
生産国:中国
購入サイズ:26㎝

ミニマルなデザインと程よいボリューム感に惹かれて購入しました!
スタンスミスはリサイクル素材に変わったんじゃないの?
1年ちょっと前でしょうか。
アディダスがすべてのスタンスミスにリサイクル素材を使用し、動物由来の素材を使用しないことを発表しました。
つまり、本革のスタンスミスは今後買えなくなってしまうということです。
残念に思っていましたが、久々にオンラインストアを覗くと素材に「レザーアッパー」と書かれているスタンスミスを発見。
それが今回ご紹介する「STAN SMITH H」です。


箱には「STAN SMITH H」と書かれています。
「なんでスタンスミスなのに本革なの?」と思いましたが、どうやら後ろの文字「H」に理由があるようです。
厳密にはスタンスミスではない?
調べてみると、「STAN SMITH H」の「H」はスタンスミスのベースとなったモデル、「ハイレット(Haillet)」の頭文字であることがわかりました。
アディダス公式通販の商品説明に「スタンスミスの前は、ロバート・ハイレットだった」と書いてあることからも、前モデルへの意識がうかがえます。
このスタンスミスに本革が使われているのは、「あくまでも H(ハイレット)だから」ということなのかもしれません。



紛らわしいですね……
ちなみにこのモデルのレザーアッパーには、ペブルエンボス加工が施されています。


通常のスタンスミスとは少し異なるディテール
ミニマルなデザインのスタンスミス。


「STAN SMITH H」はさらにミニマルに仕上がっています。
究極に削ぎ落としたデザイン
小さい穴で表現された線の脇に「STAN SMITH」の文字がないことで、アディダスらしさを残しつつさらにミニマルな印象に。
※もともと文字が入っていないモデルもあります


アッパーの側面にはアーチ状のステッチが入っています。
これはハイレットのデザインを踏襲したものと思われます。


踵のトレフォイル(三つ葉)ロゴもありません。


シュータンにはスタンスミスさんが控えめにいらっしゃいました。


程よいボリューム感
並べて比較できないのが残念ですが、恐らく通常のスタンスミスよりもアウトソールにボリュームがあります。


全体的にやや厚みがあり、見た目も少しぽってりとした印象。
以前当ブログでご紹介したコンバースの「U.S.ORIGINATOR」と比較すると、ボリュームの違いは明らかです。






コンバースのオールスターとナイキのエアフォース1の中間くらいのボリュームに感じます。
コンバースのオールスターを履いているときに「もうちょっとボリュームが欲しいな~」と思うことがあるので、コーディネートによって使い分けたいと思います。
アウトソール・インソール
オフホワイトのようなカラーのアウトソール。


インソールは取り外し可能。
見た目には高級感があります。


履き心地は良くも悪くも普通です。
サイズ感
以下のサイズのスニーカーが合う私は26㎝を選びました。
【私の足に合うスニーカーのサイズ】
・adidas スーパースター(26.5㎝)
・NIKE エアフォース1(26㎝)
・REPRODUCTION OF FOUND ジャーマントレーナー(41)
・New Balance 990 V4,V5(26㎝) or (2Eの25.5cm)
・MoonStar ジムクラシック(25.5cm)
基本的には普段履いているスニーカーと同じサイズでOKです。
アディダスのスーパースターと同じ26.5㎝も試着しましたが、爪先に余裕があったためハーフサイズ下げました。



スーパースターはシェルトゥが固いため、
26㎝だと爪先が窮屈に感じます。
シューレースを替えて楽しむ
購入時にはブラックのシューレースが通されていますが、オフホワイトのシューレースも付属しています。


付属のシューレースに替えてみる
向かって左が付属のオフホワイトのシューレース、右側がもともと通されていたブラックのシューレース。


並べると印象の違いがよくわかります。
個人的には、オフホワイトの方が足元が軽く見えるので好きです。
※なぜかそれぞれ長さが異なります
ブラック:約128㎝
オフホワイト:約133㎝
ヴィンセントシューレースに付け替える
付属のシューレースでも十分ですが、先端の金具の色がゴールド系なのがどうしても気になりました。
そこで私が選んだのは、ヴィンセントシューレースというブランドの「KATHLEEN」というモデル。


「KATHLEEN」
49インチ(金具込みで約124㎝でした)
希少なエジプト綿を使用しており、とても滑らかで上質。
先端の金具はシルバーで私好み。
シューレースの色は、アウトソールの色に近いアイボリーを選びました。


付属のシューレースと比較すると、アイボリーというだけあって黄色みが強いです。


先端の金具は細く短く、すっきり見えます。
向かって左が純正のもの、右がヴィンセントシューレース。


右:ヴィンセントシューレース
紐の通し方が雑なのはご了承ください
正直なところ、純正の方が靴に馴染んでいる感じがします。
アイボリーのシューレースがアウトソールよりも黄色みが強いため、少し浮いているように見えるのかもしれません。





これはこれで気に入っています!
まとめ
今回はアディダスの「STAN SMITH H」をご紹介しました。
今回ブラックを購入しましたが、4月には色違いも展開予定とのこと。


このようなシンプルなデザインのスニーカーは合わせやすいので、一足持っておくと重宝します。
各ブランドから様々なスニーカーが展開されてますが、スニーカーを選ぶ際に今回ご紹介した「STAN SMITH H」も候補の1つに入れてみてはいかがでしょうか?
使い勝手の良さは間違いありませんよ。